TOZINE(トージン)

雑誌作ろうとしてます。

今、東京にいるということ。映画「モッシュピット」感想

リキッドルームに自分がいない事を悔やむが、「東京アンダーグラウンド」の一端に触れる歓びに変わる。

5月23日ユーロスペースにて「モッシュピット」を目撃した。ハバナイやネイチャー、おやホロについての予備知識はほとんどなく、web版の予告https://youtu.be/4IX0lP-OSr4を見ただけだったが、充分に楽しめた。
全体の構成も一見さんにわかりやすい。観客(もはや共犯者というほうが適切かも…)にフォーカスを当てているし、オープニングシーンがdommuneからというのも優しい。

そのせいか、プライバシーを掘り下げる部分が弱いかなとも思う、浅見北斗その人の凄味が伝わりづらくなってしまっていた。しかし、それを補って余りある熱量と「今、ここ(now here)感」が胸を打った。

あそこに行きたい。なんで俺はあそこにいなかったのか、そう思わせてくれた。ライブに行こう。